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いなべ市・東員町の皆さんにより身近で開かれた医師会となるように、医師会のこと、その役割や活動をお知らせしてゆきます。 私たちの医師会は三重県の最北端、いなべ市にあります。「員弁医会之由来及成立」によりますと明治27年夏創立されたと記されております。一世紀を経過した今日、都市化は例外なくこの地にも及んでまいりまして,県下でも人口急増地域の一つであります。他方、「香木もあり 万緑の大斜面 」(誓子)と詠まれているように豊かな自然と幾多の伝統文化を継承しています。団地造成と企業進出は人口の流入を促し、一時的に人口の若年化現象を見ますが、同時にニーズの多様化が起こり医師会にも新しい対応が求められます。 |
![]() 員弁郡医師会百年史 |
今日、少子高齢化社会をむかえてコミュニテイは従前にも増してより一層緊密な連帯を必要としております。乳幼児健診、学校保健、老人保健事業、さらに介護保険の運用に中枢的な役割を果
たしております。 今世紀のキーワードは「情報公開と自己責任」と考えています。したがって、情報は正確でなければなりません。医療の場においては病状の説明を十分に受けて、納得して治療に同意するインフォームド・コンセントが定着しつつあります。日本医師会では患者の治療効率を高めるために診療情報を自主的に公開することを決断、実践しております。 |
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1879 (明治12年) | 共救社設立(救貧医療) |
1894 (明治2 7年) | 員弁医会設立 |
1899 (明治3 2年) | (員弁郡私立衛生会設立) |
1900 (明治3 3年) | 員弁医会病理解剖第1号 |
1904 (明治3 7年) | 日露戦争軍人家族へ慈善事業 |
1909 (明治4 2年) | (薬品巡視実施) |
1920 (大正 9年) | 勅令による員弁郡医師会設立 |
1928 (昭和 3年) | 員弁郡学校医会設立 |
1938 (昭和13年) | 十社村県立診療所開設、(国民健康保険実施) |
1941 (昭和16年) | 治田村に腸チフス流行 死者5人 |
1942 (昭和17年) | 治田村に伝染病隔離病棟開設 |
1943 (昭和18年) | 員弁郡医師会解消、三重県医師会桑員支部となる |
1945 (昭和20年) | 桑員支部解消し、員弁支部結成 |
1947 (昭和22年) | 社団法人員弁郡医師会設立 |
1949 (昭和24年) | 中里村国保直営診療所開設 |
1951 (昭和26年) | 立田村国保直営診療所開設 |
1952 (昭和27年) | 治田村国保直営診療所開設 |
1953 (昭和28年) | 員弁厚生病院開設 |
1958 (昭和33年) | 北勢病院開設 |
1962 (昭和37年) | 大安病院開設 |
1964 (昭和39年) | 日下病院、東員病院開設、員弁肝炎多発 |
1965 (昭和40年) | 員弁郡医師会誌創刊、山本大仲病院開設 |
1983 (昭和58年) | 員弁郡救急医療情報センター発足 |
1992 (平成 4年) | 郡5町と大災害時医療救護協定締結 |
1994 (平成 6年) | 医師会創立百周年記念式典 |
2001 (平成13年) | ホームページ開設 |
2002 (平成14年) | いなべ総合病院(旧員弁厚生病院)新築・移転 |
2002 (平成14年) | 山本大仲病院より大仲さつき病院へ改名 |
2003 (平成15年) | 社団法人いなべ医師会と改称 |